bungoの雑記帳

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科学的人事とは何か?

科学的人事について

人事部門の仕事について調べる中で、「科学的人事」とか、「科学的人事戦略」という言葉を目にしました。

 

人事部門の仕事をもう少し深く知るにも、良い機会だと思いましたので、

「科学的人事」について今回はまとめておこうと思います。

 

科学的人事とは?

科学的人事とは、「人事部の経験や勘に頼った人事ではなく、データに基づいて人事を行うこと」です。

 

顧客の求める商品を売ったり、開発するには、マーケティングが必要で、

マーケティングにはデータ分析が必要不可欠です。

 

科学的人事にはマーケティングと同様にデータ分析が重要になります。

 

科学的人事に必要なデータ

必要データを列記します。

  • 社員情報:名前、顔写真、社員番号など
  • 人材育成情報:スキル、職務経歴など
  • 研修管理情報:必須研修、受講記録など
  • マインド情報:適性検査結果、性格、適性職務など
  • 人事評価情報:目標管理、人事評価内容など
  • 健康管理情報:ストレスチェック、健康診断結果など
  • 組織管理情報:組織の特徴、課題点、改善方法など
  • 採用管理情報:活躍できる人材・必要人材の見える化、採用情報の蓄積など

 

科学的人事が求められる背景

科学的人事がなぜ必要なのかというと、その背景は大きく分けて2つあると考えられます

 

1)労働人口が減る中、適切な人材を採用し、離職を防ぐため

労働人口が減る中、採用ができなかったり、離職されると倒産につながってしまう。

 

2)人事部門の業務を効率化するため

限られた人材の中では、より効率的な業務が求められる。

特に、人事部門では、「紙ベースでの業務が残っている」、「データが一元化できていない」などの理由から、科学的人事を行うことで大きな業務効率化が見込める。

 

 

以上、科学的人事に関することで調べたことについてまとめました。