人事業務の課題とDX推進
DXっていう言葉を始めて聞いた・・・
副業で様々な記事を書いているのですが、今回受け取ったテーマが「人事とDX」。
しかし、私は、DXという言葉を知りませんでした・・・。
少し調べてみると、経済産業省でしっかりと定義されている言葉の様です。
そこで今回は、DXについて調べたことをまとめておこうと思います。
もしかすると、いずれ、たくさん耳にすることになる言葉かもしれません。
DXとは?
DXは「Digital Transformation」の略です。直訳すると”デジタル変換”となります。
では、まずは、経済産業省のDXの定義を確認してみましょう。
「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。」
参考:経済産業省
また、もう少しネットで調べてみると、DXの目的について下記のような記述がありました。
企業の成長だけでなく、それによって経済の発展や様々な社会問題も解決するようなソーシャルインパクトも期待している。
つまりDXのポイントを整理すると、
- データ、デジタル技術を活用する
- それにより、製品やサービス、ビジネスモデル、業務、組織、プロセス、企業文化や風土を変革する。
- 一企業の成長だけでなく、社会問題の解決にもつながる。
となります。
デジタイゼーション/デジタライゼーション/デジタルトランスフォーメションの違い
DXと似たような言葉に、デジタイゼーション、デジタライゼーションという言葉があります。
これらの違いは、下記サイトの「カメラを題材にした具体例」が分かりやすいです。
参考:
DX(デジタルトランスフォーメーション)とは? 意味・定義をわかりやすく解説 | モンスターラボ DXブログ
人事部の業務はDX導入で効率アップ
人事部の業務範囲は?
人事部門の仕事と言えば、採用活動から、教育、給与計算や労務管理、人事評価制度の管理など、多岐に渡ります。
そんな人事部門の仕事は、DXの導入により、大きな業務改善が見込めると考えられています。
その理由は、「システム化しやすい業務が多い」ことと、「情報の一元化ができていないケースが多い」ことです。
以下、2点について説明します。
①システム化しやすい業務が多い
給与計算、労務管理、人事評価など人事部の仕事はまだまだ、エクセルや紙で行っている企業も多いです。
(私の会社もエクセルで行っています)
これらの仕事はルーティーン業務であることも多く、人手でやらなくても、システムで自動化できる部分が多いです。
しかも、最近では、これらの業務を効率化するためのクラウドソフトがかなり普及しているので、導入もしやすくなっています。
②情報の一元化ができていないケースが多い
業務がエクセルや紙で行われていると、それらのデータの保管場所などがバラバラで、従業員一人のデータを集めるだけでも大変です。
しかし、これらにDXを導入すれば、情報を集約し一元化できるので、社員一人一人のすべての情報をすぐに確認することができます。
こちらも、先ほど紹介したクラウドソフトを使うことで導入を進めることができます。
具体的な導入方法
人事部門の業務ごとの、具体的なDXの導入方法は下記が参考になります。
DX推進で人事業務はどう変わるのか?|企業事例から考える人事業務の未来 | 人材育成サポーター
以上、DXについてでした。
また、自分の理解が深まったら、DX関係の記事をブログにも投稿します。