牛乳配達は時代に合わせて進化していた!?
牛乳配達の営業をしながら考えたこと
先日、牛乳配達の営業を副業としてやっていることについて記事を書きました。
(1件、契約取れました!30くらい件回ってやっと1件ですが・・・)
営業でお客さんのところを回っていて思ったのですが、
「牛乳とかヨーグルトとか、スーパーやコンビニで買えるから、わざわざ、宅配を契約する必要はない」
といったような意見が多かったです。
最近ではスーパーやコンビニだけでなく、ドラッグストアなどでも乳製品は買えますよね。
スーパーやコンビニ等が普及している今、
「牛乳配達自体、ニーズがないのかもしれない・・・」
とも私は思ってしまいました。
そこで、今後の営業に活かすために、牛乳配達という業界は今どうなっているのか、調べてみたので、以下にまとめておきます。
牛乳配達は時代に合わせて進化していた
牛乳配達のニーズを調べる中で気になった記事がありました。
それがこちらです。
「牛乳配達」ってまだやってるの?実は時代に合わせた新サービスでV字回復していた!【明治フルーツが消えたワケも】 - メシ通 | ホットペッパーグルメ
この記事を見ると、スーパーやコンビニが増えた1980年代には、やはり牛乳配達の契約件数は減少したようです。
しかし、1990年代に宅配専用商品を作り、営業力を強化したことにより、V字回復したとのこと。
ポイントは宅配専用商品と健康志向商品にあるようです。
- 宅配専用商品のみでしか味わえないコクを出している
- カルシウムと鉄分が1日分入っている
などのように、スーパーなどとの差別化ができると、それが宅配商品の価値になります。
普通の牛乳なら1日に必要なカルシウムを取るのに何杯も飲まなければいけない・・・。
しかし、「この商品1本で1日分のカルシウムがとれますよ!」というのは、大きなアピールポイントになりますよね。
後は、健康志向な人を見つけて、商品をアピールすればいいというわけですね。
牛乳配達は2025年問題解決の主役になる?
2025年問題とは団塊の世代が75歳を迎え、国民の4人に1人が後期高齢者という超高齢化社会となることです。
そして、2025年問題の解決の主役になるのは、牛乳配達員しかいないと述べています。
その部分を抜粋します。
自宅で生活するシニアの健康状態を把握して、要介護状態になる前に予防することができるのは、週に最大3回会えるわれわれ牛乳配達員しかいないのではないかと
まさに、見回りサービスを兼ねているというわけですね。
明治では、食事がとれない高齢者に向けて、ハイカロリーで栄養素を採れる栄養食の宅配も行っています。
日本では在宅介護の流れがあるようで、このような在宅用の商品も2025年問題の解決につながっていくのかもしれませんね。