本:レビュー「1%の努力」
比較対象がない方が人は幸せ「エッグスタンドなんて、いらなくない?」
人生を楽しく、そして毎日を充実して過ごしていくためには、
「どうやって生きるのか」、「なんのために生きるのか」・・・
そんな大前提を考えることって結構大切だと思います。
私は、この大前提が自分の人生で物事を判断するときの軸になりえるものだと思っています。
2チャンネルを作ったひろゆきさんのこちらの本は、そんな大前提を考えるきっかけをくれるような内容になっています。
ひろゆきさんが考える「人生」とは何か。
そんな人生を幸せに生きるためのヒントが7つのエピソードをもとに書かれています。
「やりたいことがない」
とか
「どんな仕事をすればいいか分からない」
などの悩みを抱えている人にとっては、それを解決するいいヒントに、きっとなると思います!
「エッグスタンドなんて、いらなくない?」ってどういうこと?
そんな中、自分にとって座右の銘ともいえる言葉に出会いました。
それが「エッグスタンドなんて、いらなくない?」です。
エッグスタンドというのは”卵を置くためだけ”の食器です。
卵を置くだけならば普通の器でも構わないはず。
なのに、エッグスタンドを持っているということは、金銭的に余裕があるということのあらわれです。
これを見て余裕がある人がうらやましいと思う方もいるのではないでしょうか。
しかし、それをうらやましがるのではなく、
「そんなものはいらなくない?」
と思うことの方が自分が楽だというのです。
つまり、比較対象をうらやむ必要はないし、その方が幸せだということです。
自分が、
「どうやって生きるのか」
「なんのために生きるのか」
という大前提がしっかりしていれば、勝手に自分で比較して相手をうらやむこともなくなるはずですよね。
「外車に乗れてうらやましい」
「毎年、海外旅行に行けてうらやましい」
「別荘を持っていていうらやましい」
・・・・・
自分にないものをうらやんでもキリがないですね。
それよりも自分の人生観を確立して、
”他人が持っていて自分にないからうらやましい”と思うのではなくて、
”自分にとって必要かどうか”という軸を持つことが大切ですよね。
そんなことを改めて再認識しました。
自慢してくる人は「エッグスタンドなんて、いらなくない?」で撃退
中には、「エッグスタンドを持っている」というような境遇を自慢げに語ってくるような人もいるかもしれません。
そんな時にひろゆきさんは、
子供のお受験 = エッグスタンド
ファーストクラス = エッグスタンド
大きい庭付きの家 = エッグスタンド
と瞬時に置き換えているそうです。
どうしても人間って、ないものねだりをしてしまうところがあると思うので、
この考え方はとても有効だなと思います。
自分でも実践します!
人生について考えるには、野村克也さんの本もおすすめ
私はこの本を読む大分前に野村克也さんの本を読んだので以前にも、
「どうやって生きるのか」
「なんのために生きるのか」
ということを考えたことがあります。
それから仕事に対する取り込み方や日々の過ごし方が変わりました。
野村克也さんの本から学んだことは別途記事にしてるのでそちらも参照してみてください。